月初に気まぐれ壁習字やってます。
今月は『余白の美』
欲しいものを沢山買って手に入れると
一瞬は嬉しい気分になるんだけど
どんどん欲しくなり充たされるどころかより渇く
スケジュールや頭の中を忙しく詰め込み過ぎると
何も良いアイデアが生まれなくて行き詰まる
贅沢して食べ過ぎると 粗食やシンプルな水が美味しい
適度な余白があるって、シンプルに心地良いな~って思います。
書道では、筆を走らせた黒い部分(文字の形)の
美しさに注目が集まりがちだけど
実は墨で白を書くという言葉があるように
白い部分(空白)と黒い部分(文字)のバランスがあることで上手くまとまるし
余白をどう表現するかで全体の印象がかなり変わってくる
音楽も同じで、楽譜で言うと音符が書かれてない白いブランク(もしくは休符のところ)
音と音の感覚をどう置くかによって、その人の音楽の個性や心地よいグルーブ感となり
音色やリズムも輝いてくる
ヨガにおいてもやはり同じことが言えて
吸う呼吸と吐く呼吸の間のわずかな静かな間を感じて見たり
ポーズとポーズの間のプロセスを感じるということが
自分の意識の中に適度なスペースを作っていく良い練習となる
色々と盛って詰め込むより、引き算をしてみることで
美しさや豊かさが結果としてもたらされることが多いな~
ヨガのクラスでもついついあれもこれもと
細かいインストラクションや効果を
とにかく沢山羅列して並べてしまいがちなのですが
(指導する側としては、サービスてんこ盛りにした感はあるけど)
時々与え過ぎてしまうことで、受け取り手の器から完全にこぼれ落ちてしまっているな~、
そしてちゃんと真髄が受け取れていなと感じることがあるので
情報を与えるのは最小限にして
生徒さん達が呼吸や感覚を味わえるような環境を調えることの方が最優先だなー。
文章もそう。
長文で真っ黒だと読む氣なくすから
長文で書き過ぎないように注意しよっと。笑
↑既に長文...(汗)
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