3月の壁習字は【不完全の美】です。
人として生きていること自体が
不完全の美だな〜。
たとえ一生かけて真剣に修行して
肉体や魂を磨いても
完全な形、完璧な形なんて
きっと実現することはできない。
(のかもしれない。)
どこかが欠けていたり、
ほころびていたり、
曲がっていたり、
歪んでいたり、
未完成なままで進化し続けている形こそが
人としての"完全性"なのであって、
表現であり、アートなんだと思います。
究極の完全には到達し得ないとわかっていても
何が完成形に近いんだろうかと
問うことはやめず
知ろうとする、探そうとする、
作りかかったものを時に全部崩して
またより良い形を求めて作り続ける。
そのプロセスが美しいと思います。
ヨガの練習においても
不完全な自分のままで
その不完全さを身体と心でリアルに体験しながら
「不完全で完全な自分」を愛でる
そんな時間になるとよいなーと思っていて
そんなことを、今日のクラスの中でもお伝えしてみました。
良いタイミングでシンクロして
生徒さんのお一人がクラスの中で
素敵な体験談をシェアして下さいました。
ひとりでは完全じゃないからこそ
色んな視点を持つ周りの方々に気づかかせていただくこともあり、
本当に感謝だな〜。
不完全で不確実な世界で生きている
不完全な私達だから
色んな縁起や出来事によって
気づかされ、学び合えるようにできてるのかな。
そして決して完全に満足しきることがないからこそ
日々希望を持って前を向いて生きていけるのかも。
0コメント