うちから車で2時間程の近場のアドベンチャーへ。
京都北部の京大の芦生研究林のちょうど南側に位置するコースを歩いてきました。
樹齢1000年近くの巨木達に続々にお目にかかれるあまり知られていない秘境?コースです。
屋久島に負けないくらい生態系が豊かな原生林です。
整備されているハイキングコースではないため、道標が少なく、踏み跡を探したりコンパスとにらめっこしながらのルートファインディング。
わたし1人だと絶対に遭難してしまうだろう道のりです。
遭難して熊にでも逢いたいという人以外は、ソロで無茶して行かないことをお勧めします。
OMを大声で唱えながら登る。
(熊鈴も付けてるけど私なりの熊避け)
夫からは誰かに会うと恥ずかしいから
やめてくれと言われるが
誰にも会わなかったし、熊に遭うよりはいいかなと。
108回以上は余裕で唱えたかな。(笑)
何度かルートアウトして迷って
ほやほやの熊のウンチらしきもの?を何個か見つけて焦ったけど
無事、日暮れまでに帰ってこれました。
森の生態を観ていると
万物は全体でひとつなんだな〜ということを
教わります。
巨木達はその佇まいで静かに優しく語っているように感じます。
枯れ朽ちた木も新しい生命を育み大地を肥やします。
いつか私達の肉体がたとえ消えてなくなっても、やはりきっと同じなんじゃないかな。
子供がいるいないに関わらず、私達が紡いできた言葉や思いや存在は、有形であれ無形であれ、やはり何かしらの形で先の時代へと引き継がれていくのだと思います。
夫婦で山登りいつまでできるかな?
男女ペアで山登りするのはなかなか良いと思う。
しょっちゅう喧嘩もするけど、全然違う感性でお互いを補い合える。
ゆるやまのぼり、細く長く続けよう。
帰りに野生のパンパスグラスを見つけて
自然から少し分けて頂きました。
デカい!!
0コメント