いつもご指導頂いている孫先生のとこで
脳の養生セミナーがあり
中医学観点からの『脳神経系の養生』について、
葉先生からお話を聴くことができました。
葉先生は、豚脳由来の健脳健康食品を
(日本の薬事法の観点で健康食品となっていますが、薬効成分はいわゆる"薬"以上とのこと)
開発されています。
西洋医学や脳神経科学、薬学や生理学等の研究に基づき、そこから幅広い視点で中医学的な『養生』に繋げるという葉先生の人生をかけた飽くなき熱心な探求魂が、本当に凄いな〜と思いました。
研究者って本当に寝る間を惜しんで
ひたすら研究に命を注ぎ込んでるんですね。
コロナ禍、周りの心身の不調の状況を見ていて
必要性を感じて脳や神経系について色んな立場の方から学びを深めていますが
脳ってその全容がまだ明らかになっていないからこそ物凄く秘めた可能性を感じます。
私はそこからどうヨガに繋げていくかというところを色々と掘り下げて行くのが楽しいところですが、
まだまだこれから自分や周りを巻き込んで
人体実験しながら...という感じですかね。
東洋医学ではよく「脳と腎は一体」と云うけど
まずは腎の府である強く健康な脚腰を作ることが
やっぱり脳の養生に繋がるんだろうなーと
ヨガで脚腰の土台を作る重要性を再認識しました。
またエネルギーの使い方や補い方も大事ですね。
脳腸相関という視点でも、タッチを通じての神経系へのメリットにおいても、チネイザンはやっぱ大事だなーと改めて思いました。
あと、オクスフォード大学の研究で実証されているらしいのですが
コロナが普通の風邪やインフルエンザと大きく違うところは
コロナで重症化した肺炎にかかると、0.2〜2%の大脳灰質を失い、脳神経系に後遺症が残るのだそうですよ。
嗅覚や味覚がしばらくなくなるのもこのせいで、
そして注意力、集中力、情報処理速度や記憶力が損失し、やる気がない状態がずっとしばらく続き、その後も脳への後遺症が残るそうです。
コロナを軽視するな!という注意喚起も頂きました。
ちょ、ちょっと気が引き締まりました。
0コメント