今日のオンライン陰ヨガのクラスでお話しした
第3の眼で深く見て、深く聴いて、
有形を超えた更に先にある全体性を体験する。
(ダルシャン=Deep Seeing のお話。)
ヨガだけじゃなく、ピアノにも通じる。
昔々、発表会で弾いたことがある曲。
ショパン Waltz No. 14, Op. Posthumous,
in E Minor
私の中で苦さと酸っぱさの記憶しか残っていない曲だ。
当時ピアノへの意欲が失せてきてて、
全然上手く弾けなかった。
それを今、リベンジだと思って再度真摯に取り組んでいる。
昔はすごくアップテンポで弾いていたけど、
もうとにかく雑だった。
形とテンポの輪郭だけを追いかけ
中身は空っぽだった。
自分に合うペースで
ひとつひとつ音間を聴いて弾く。
音と音の間の静けさを聴く。
音の奥を聴く。
そこには果てしなく広がった自由で美しい世界があるのだろう。
同じ曲を何年も何年も弾き続けたい。
同じポーズを何度も何度も丁寧に磨きたい。
ピアノもヨガも
やっぱりじっくり取り組むのが楽しい!
子供の頃のような清澄な受信機はもうないけど
今は大人ならではの、酸い甘いの人生経験を踏んだ楽しみ方ができるのも悪くない。
https://www.youtube.com/channel/UCmXP2dVWNWGOLayxurKFAfQ
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