今思い返してみると、中学校や高校の頃からちょっと人とは違う変わった勉強法をしていました。
誰かに教わったわけでもなく、自分なりに編み出した英語攻略法。
英語に関してはもともと得意な科目だったのですが、
中学や高校の時は英語の長文の読解が実は苦手でした。
私が志望していた大学は、交換留学制度が充実しているという理由のみで選んだ大学
(大学なんてただの通過点に過ぎないからブランドネームにこだわらなかった)
優秀な生徒は留学費用を自己負担することなく奨学金で現地の大学で授業を受けることができるので、
ここならなんとか頑張れば私でも留学の可能性が開けるかも?
とせっせとアルバイトしてお金を貯めながら大学に通っていました。
そこの大学受験の英語科目は、長文読解のみというものだったので、
なんとしてでも長文をスラスラ読めるようにならなくてはその大学には受からない。
どうやったら英語の長文を難なく理解することができるだろうか、
高校生なりに考えた私の攻略法は、これでした。
①東大と京大の赤本を買って(←身の程知らずもいいところ)
英語の長文のセクションだけを毎日やる。
当然難解な文章、しかもわからない単語だらけだったので、
わからない単語は自作の単語手帳に全て書き出し、
毎日最初から最後までお経のように唱えながらスペルを覚える。
広告の裏紙に何十回も書くいう作業。
②Japan timesを端から端まで読む。
政治面、社会面、エンタメ面、色んなボキャブラリーに触れるため。
とにかく片っ端から文章を読んで、知らない単語はどんな単語であろうと
全部書き出して繰り返し覚えるということを習慣にしていきました。
いわゆる受験英語ための教科書的なものは役に立たず、一切使いませんでした。
毎日机に座って長文を読んでいたので、夢の中でも長文を読んでいる悪夢をよく見ました。
20歳くらいまでこの悪夢を見続けました。
今思えば、なんと効率の悪いガムシャラな勉強法をやっていたんだろうと思ったりします。
でも、それをやっていたおかげで、のちのちにアメリカの大学に留学した時に膨大な文献を読んだりレポートや論文を書いたりという作業がとてもスムーズだったし、
そしてそれがその後の翻訳の仕事にも活かされました。
今はヨガという全く関係のない仕事をしているようで、
でもワールドワイドな情報や知識を幅広く知るためには
やはりあの頃に悪夢を見ながらも頑張った長文が活きてるな〜と思います。
日本の文献や情報だけだと限られてしまうし、知り得ないことも沢山あります。
海外のソースや先生から学びたいこともあります。
翻訳者の解釈を介することなく、ダイレクトな智恵が自分の中に入ってきて、
多角的に物事が捉えられるようになるという意味においては
最低限の語学はやっててよかったのかなーと思います。
いずれにしても、学習法なんて誰かにお膳立てされたプログラムを高額で受けるよりも、
自分に合ったものを自分で選んだり、編み出したりできるんですよね。
お金には余裕があるけど時間がないという大人の皆さん達は、
ベストセラーで効率の良い攻略本を買ったり、
誰かがsetで用意してくれた集中プログラムみたいなものを受けた方が
早くて楽ちんなのかもしれませんが。
新型コロナの影響でしばらく海外渡航は難しいので、
自宅でオンラインで語学を学ばれている方も多いようです。
オンライン留学が可能な時代、熱いドラマのあるキャンパスライフはないけれど、
ある意味省エネでコスパはいいのかも〜?と思ったりはしますけど。
今日のオンクラスは暖色土色のウェアで、安定を図りバランスにチャレンジしてみました〜。
バランスの中には結構ドラマがあったな〜。笑
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