赦すということ

今週105歳の祖母が亡くなりました。

最後のお別れをして
4、5日経った今、色んな気づきがあって
最後に静かなメッセージを頂いた気がしている。

幼少から自分の中でずっと解消しきれて
いなかった壮絶に辛かったこと、
一生赦すことができないと思っていた人、
赦せないと思っていた様々なこと、
ああ、こうゆうことだったのかと
全てが一瞬でふと理解できた気がしました。

赦すって受け止めて理解すること、(そして流すこと)
そして赦すことがこんなに楽になることなんだ
ということを少し知りました。

おばあちゃんには
直接の恨みはなかったけど
会いたいという気持ちが湧かず
ずっと顔も見に行くこともなかった
薄情な孫でした。
そして思い出も思い出せない。

105歳まで大きな病気をせずに
明治、大正、昭和、平成、令和と
様々な時代を生き抜かれた祖母
本当におつかれさまでした。

人とのお別れは
何か大切なことを教えてくれますね。

辛いことや苦しいこと
そして色んな人の痛みや弱さも
しっかり受け止めて、そして流すこともできる
たくましく、明るい人でいられるように
努力したいです。

大人になると、自分の感情から上手く逃げ道を作れるようになったり、
これは今じゃなくてもあとでいっかーと自分の気持ちを後回して都合良く忘れた気になってて、
ちゃんと真っ向から向き合えていないことにも気付きました。
やっぱりどこかの時点でちゃんと向き合わないと、気持ちって精算されないんですね。
そして意外にも忘れてないんだな。
特に子供の頃の心理的なショックやトラウマって
めちゃくちゃ根深い、ほーんと根深い。

時には自分を大きく抱きしめてあげよう!



はなねこ

INSPIRE主催 ヨガ講師/平尾江利のブログ

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